こんにちは
横浜と関内馬車道で唯一のお腹・ウエスト引き締め専門トレーナーの桑島です。
ケトン体にならないとお腹痩せできないの?
※ネットより引用
ダイエットをしていると、
「ケトン体」や「ケトジェニック」という言葉は聞いたことがあるかと思います。
サッカーの長友選手でも有名になりましたよね。
結論からお話すると、ケトン体にならなくてもお腹痩せできます!
では、具体的にケトン体ってなんですか?
って話です。
ケトン体とは【アセトン、アセト酢酸、βヒドロキシ酢酸】という3つの物質から構成されているもので、糖質の摂取を大幅に制限して体内の糖(血中のブドウ糖、筋肉や肝臓に貯蔵されているグリコーゲン)が枯渇した時に、“糖に代わるエネルギー源として肝臓で生成される物質”のことです。
ケトン体は「身体にある脂肪を分解することで生成される」ため
ケトン体が作られているということは、
体脂肪が減りやすくなっているということなんです。
普段から糖質を摂る生活をしていたら、ケトン体はほぼ0に近いぐらいしか作られませんが、
糖質を大幅に制限することで、ケトン体が積極的に作り出される状態になります。
これをケトジェニック状態と呼ばれることから、
ケトジェニックダイエットとも呼ばれます。
ですが、糖質制限を始めてもすぐにはケトン体は作られません。
糖質制限を行うと、糖新生が起こります。
糖新生とは、身体の糖質が足りなくなると、筋肉を分解してそれを材料に糖を肝臓で作り出すというシステムです。
しかし、糖新生でも1日に作り出せる糖の量は限りがあり、糖を作り出せるスピードもそんなに早くないため、身体はこのままでは糖質が摂取できない状態が続いてしまいます。
そこで糖をメインのエネルギーに使うことを止め、脂肪を分解して出来るケトン体をメインのエネルギー使うシステムにしよう!
という反応が起き始めるのです。
具体的にどれくらい糖質制限をすればいいのか?
ケトジェニックダイエットアドバイザー養成講座を発足し、ケトン体ダイエットを世に広める斎藤医師は
1食の糖質摂取量を20g以内としたうえで、1日の糖質摂取量を60g以内という設定を推奨しています。
ご飯1善が糖質量約55gなので、丼もの、麺類、ご飯、パン、パスタなどの主食はほとんど食べれません。
つまり、かなりハードに糖質制限を行わないとケトン体にはならないということです。
食品ごとの糖質量はサイトで色々と出てきますのでチェックしてみてください!
糖質を抑えるので積極的に摂りたいのがタンパク質
日本人は米を主食として生きてきたので、
米という炭水化物(糖質)を制限されると、猛烈にお腹が空きます。
そこで、積極的に摂取したいのが、
タンパク質です。
このブログでも何度もご説明していますし、これだけタンパク質が大事とネットやTVでも言っているので、
耳にタコができるかもしれませんが、それだけタンパク質が重要なんです。
タンパク質は単純に筋肉量を増やす材料だけではなく、
髪や爪、内臓を作るのに必要な材料になります。
タンパク質摂取量は
1日に体重1㎏×1~1.5g程度にするといいでしょう。
体重が50㎏でしたら、1日に50g~75gほど摂取するといいです。
筋力トレーニングをしている方は、
体重1㎏×1.5~2gほど摂れるのがベストです。
更に、タンパク質は空腹感を抑えてくれるペプチドYYというホルモンの分泌を促したり糖質や脂質よりも吸収、代謝をするのに多くのエネルギーを(カロリー)消費してくれます。
つまり、1日のカロリーを増やしてくれるという側面を持ってくれるので、ダイエットには欠かせません。
ですが、タンパク質は1回の食事で約30g程度しか身体に吸収できません。
摂りすぎれば、身体に吸収されずに排便として出るだけですので
タンパク質摂取は意識して欲しいのですが、
タンパク質摂取のし過ぎは注意したいですね。
ここまで書きましたが、、、
ここまで書いて、「桑島さんは、糖質制限賛成なんだな」
と思われた方も多いかもしれませんが、
私は糖質制限反対派なんです、、、
先ほども書きましたが、日本人は元々は米を主食として育ってきたので、炭水化物や糖質を大幅にカットするような指導はしていません。
大幅にカットすることによって、確かに多くの方は痩せることができますが、
大幅にカットすることで、ストレスがすごく溜まる方が多いのも事実です。
指導させて頂いているお客様の中には「もっとご飯食べてください」
とお伝えしているお客様もいます。
ご飯を食べないで痩せないという方は意外にも結構多いのです。
そんなこともあり、私は糖質制限を意識した食事指導は行っておりません。
糖質制限というより、糖質調整
食事制限というより、食事調整
という認識で食事指導も行っております。
これはお客様が決めればいい事なので、どっちがいいか
なんて分かりませんが、
短期集中で糖質制限を行うダイエット方法と
時間はかかるが糖質調整するダイエット方法と
どちらの方法があなたに合っていると思いますか?
本日もお読みいただきありがとうございます。